管理すること

質素な和食

腎機能は失ってしまうと再生が難しいとされています。機能不全の進行を食い止めるためには食事療法が大きく関わってきます。 腎臓病の食事療法の基本は、主にタンパク質・水分・塩分量・カリウムなどをを医師の指導のもと設定された摂取量に制限することが必要です。その制限量は病状により様々ですので、指示に合わせた食事を摂るようにしなければいけません。 病院に入院していれば腎臓病治療食として調整された食事が出ますが、多くはそれを家庭で実施することとなります。 最近ではそういった専門治療食の宅配弁当サービスなども便利です。医師の指示に合わせて管理栄養士がきちんと計算し、考案したメニューが日替わりで自宅まで届けられますので、難しい数値での管理がとても楽になります。

共働き世帯や単身世帯が珍しくない現代になってきました。腎臓病を発症することで、突然毎日毎食食事療法を家庭で実施するように言われたらどうでしょうか。 毎日腎臓病食品交換表を見ながら摂取量を調節しなければいけません。 腎臓病食ではタンパク質や塩分は抑えてもエネルギーは十分に摂ることが重要ですので、食材選びや調理法まで配慮が必要となってきます。 このように厳密な管理は、本人や食事を作る家族の生活に大きな影響を与えてしまうことでしょう。 また、このような食事療法を続けるためにはメニューにバリエーションを持つことも大事です。宅配サービスのお弁当は数値の管理をしながら、その季節に合った食材や彩りも考えられています。 これも食事療法を長年継続していくための手段のひとつと言えますので、各家庭で負担をなるべく軽減した方法を選択すると良いでしょう。 そして、このような宅配弁当を実際に味わってみることは治療の媒体となり得ます。一度どのようなものか試してみると、それを家庭でも実現できるヒントにもなるかもしれません。